COINS コンパイラ・インフラストラクチャ協会

COINSの現状

 COINS (COmpiler INfraStructure) プロジェクトでは、 平成12年から16年まで文部科学省の科学技術振興調整費を頂いて、 COINS コンパイラ・インフラストラクチャを開発しました。 つづいて、情報処理推進機構(IPA)の「2005年度次世代ソフトウェア 開発事業」 によって、組込みシステム向けの機能を強化しました。
 その後も保守・改良を継続的に行っています。
 これはコンパイラの基本的な機能を組み合わせ可能なモジュールとして 備え、それらを組み合わせたり、新しいモジュールを追加したりするだけで、 目的に応じたコンパイラを作ることができるようにするものです。 現在、入力言語として C, Fortran77、対象機種としてSparc, Intel x86 のほか、 ARM, MIPS, PowerPC, SH4 など、合計10機種に対しても コード生成が可能となっており、入力言語と対象機種の 自由な組み合わせが可能となっています。
最適化等の機能については、共通式削除などの 基本的な最適化機能と、SSA最適化機能を備えています。SSA最適化に 関しては、各種の機能を完備しており、新方式の部分冗長性除去機能 を備えています。また、ループ並列化、SMP並列化に加え、先進的な SIMD並列化の機能も適用範囲に制限はあるが組み込まれています。 オブジェクトコードの実行性能は、gcc -O2 に近づきつつあります。
 これを利用すると、組み込み用など、新しいコンピュータに対する コンパイラや、新言語用のコンパイラ、新機能を持つコンパイラ、 新技術を織り込んだコンパイラなどを容易に作ることができます。 そのことは、学部学生が半年あまりでMIPS, PowerPC, SH4の コンパイラを作成したことでも実証されています。もちろん、 現状のまま利用することもできます。コンパイル過程を図式表示 する機能もあって、教育用にも大いに役立ちます。これを元にして 商用コンパイラを作ることも可能です。

COINS コンパイラ・インフラストラクチャ協会に入会しませんか

 COINS コンパイラ・インフラストラクチャ協会(略称COINS協会) は、会員相互の協力を通じて、本インフラストラクチャの改良、保守、 配布を行うとともに、その利用技術の交流などを通じて、コンパイラ 技術の発展と高度化をはかろうとするものです。
 コンパイラの研究者、技術者、教育者はもちろんのこと、 コンパイラを勉強してみようとする方、コンパイラに興味のある方 などに、会員となって活動と技術交流をすることをお勧めします。

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COINSコンパイラ・インフラストラクチャ協会 設立の趣旨
COINS コンパイラ・インフラストラクチャ協会 会則

謝辞

本協会の設立にあたっては,電気通信大学のご支援を頂きました.
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Last modified: Fri Feb 26 2010